【和訳】THE BOX|Roddy Ricch

全米チャートを爆走中のTHE BOXの和訳を紹介します。

2019年12月6日にリリースした、Roddyのデビューアルバム「Please Excuse Me for Being Antisocial」に収録されているシングルです。

先日2月28日にはMusic Videoも公開されており、レースをするRoddy、ダンクをするRoddy、強盗するRoddy、大統領候補のRoddy、、いろんなシーンで活躍するRoddyが見られます。

アクリルBOXに入っているRoddyのサムネがかわいいですね。

THE BOX – Roddy Ricchのリリック・和訳

[Chorus]

Pullin’ out the coupe at the lot

クーペでそこから引き上げる

 

Told ‘em fuck 12, fuck SWAT

やつらに言った、ファック12(警察)、ファックSWAT(特殊部隊)

 

Bustin’ all the bales out the box

その箱(刑務所)から出た不幸はぶちのめす

 

I just hit a lick with the box

その箱(銀行)に強盗に入るところだ

 

Had to put the stick in the box, mmh

その箱(銃)にstickを装着すべきだった

(stickは銃弾のカートリッジもしくは棒状のドラッグxanaxを指す)

 

Pour up the whole damn seal, I’ma get lazy

1パイントのコデイン全部で乾杯だ。俺は怠ける

 

I got the mojo deals, we been trappin’ like the ’80s

俺はmojoの取引を手にした、俺たち80年代みたいに仕掛けてるぜ。

(mojoはブードゥー教における呪術。 金運やギャンブル運、女性運を向上させるためのもので、転じて魔法や魔術、麻薬、ドラッグなどの虜になるという意味のスラング(俗語)としても使用されている)

 

She sucked a nigga soul, gotta Cash App

彼女はしゃぶった、Cash Appしないと

(cash app = 支払い用のアプリ)

 

Told ‘em wipe a nigga nose, say slatt, slatt

ニガーをやったぜ。言えよ”slatt

wipe his noseで殺害もしくは物理的な攻撃を意味している)

(slattは“Slime Love All The Time”の頭文字でslimeは仲間を意味している。”常に仲間へ愛を捧げる”という意味の掛け声)

 

I won’t never sell my soul, and I can back that

魂は絶対に売らない。俺は取り戻せるぜ。

 

And I really wanna know where you at, at

お前はどこにいるんだよ

 

[Verse 1]

I was out back where the stash at

隠れ家に戻った

 

Cruise the city in a bulletproof Cadillac (Skrrt)

防弾仕様のキャデラックをその街で乗り回す

 

Cause I know these niggas after where the bag at (Yeah)

なぜならそのバッグの行方を追う男たちを知ってるからだ

 

Gotta move smarter, gotta move harder

もっとスマートに、もっとハードに

 

Nigga try to get me for my water

やつは俺のwater(高価なジュエリーなど)を狙って俺を捕まえようとしてる

 

I’ll lay his ass down, on my son, on my daughter

やつのケツを地に伏せるのさ。息子や娘にかけて。

 

I had the Draco with me, Dwayne Carter

俺はドラコ(銃の名前)と一緒だぜ。リルウェイン

 

Lotta niggas out here playin’, ain’t ballin’

多くのニガーはここ以外でプレイしてる。金も稼がず。

 

I done put my whole arm in the rim, Vince Carter (Yeah)

俺はリム(バスケットのゴール)に腕全部突っ込んだぜ、ビンスカーター

 

And I know probably get a key for the quarter

たぶんクオーターの鍵を手に入れた

 

Shawty barely seen in double C’s, I bought ‘em

シャネルにはかわいい女の子はあんまいないよな、だから俺がそれを買ってやったぜ。

(double C’s = coco chanel)

 

Got a bitch that’s looking like Aaliyah, she a model

アリーヤみたいな女を手に入れた。彼女はモデルだぜ

 

I got the pink slip, all my whips is key-less

ピンクスリップを手に入れた、俺のwhipはキーレスだ

pink slip = 車両登録の証明書)

whip = 高級車のことで、物理的キーが必要なくボタンでエンジンがかかる)

 

Compton, I’m about to get the key to the city

コンプトン、俺はまさに”key to the city”を手に入れようとしてるぜ

(key to the city はコンプトンから信頼の開ける人物に授与される賞で、ドレーやケンドリックラマーが受賞している。)

 

Patek like the sea, forget it

海のように青いPatek、忘れてくれ

Patek = 高級時計で、文字盤が青いデザインのものを表している)

 

[Chorus]

Pullin’ out the coupe at the lot

クーペでそこから引き上げる

 

Told ‘em fuck 12, fuck SWAT

やつらに言った、ファック12(警察)、ファックSWAT(特殊部隊)

 

Bustin’ all the bales out the box

その箱(刑務所)から出た不幸はぶちのめす

 

I just hit a lick with the box

その箱(銀行)に強盗に入るところだ

 

Had to put the stick in the box, mmh

その箱(銃)にstickを装着すべきだった

 

Pour up the whole damn seal, I’ma get lazy

1パイントのコデイン全部で乾杯だ。俺は怠ける

 

I got the mojo deals, we been trappin’ like the ’80s

俺はmojoの取引を手にした、俺たち80年代みたいに仕掛けてるぜ。

 

She sucked a nigga soul, gotta Cash App

彼女はしゃぶった、Cash Appしないと

 

Told ‘em wipe a nigga nose, say slatt, slatt

ニガーをやったぜ。言えよ”slatt

 

I won’t never sell my soul, and I can back that

魂は絶対に売らない。俺は取り戻せるぜ。

 

And I really wanna know where you at, at

お前はどこにいるんだよ

 

[Verse 2]

Hahaha, I been movin’ ‘em out

ハハハ、あいつらを追い出した

 

If Steelo with me, then he got the blues in the pouch (Yeah)

もしスティーロと一緒なら、やつはポーチに入ったbluesを持ってくぜ

(blues = Roxicodone(精力剤)などの青いピル)

 

Took her to the forest, put the wood in her mouth

彼女を森に連れ込み、口に木をつっこむ

 

Bitch, don’t wear no shoes in my house

ビッチ、俺の家では裸足になるな

 

The private I’m flyin’ in, I never wan’ fly again

プライベートジェットで飛ぶ。二度と飛びたくねぇ

 

I’ll take my chances in traffic (Yeah)

道路でチャンスをつかむぜ

 

She suckin’ on dick, no hands with it

彼女はしゃぶる、手を使わずに

 

I just made the Rollie plain like a landing strip

滑走路みたいに真っ平なプレーンのロレックスを作った。

Rollie plain = ダイアモンドなどの装飾がないRolexの腕時計)

(ロレックス大統領として知られるリンドンBジョンソンがつけていた)

時計のレンタルサブスク「KARITOKE」

I’m a 2020 president candidate

俺は2020年の大統領候補だ。

 

I done put a hundred bands on Zimmerman, shit

ジマーマンに100,000ドルの懸賞金をかけるぜ。クソッ

 

I been movin’ real gangster, so that’s why she picked a Crip

俺はずっと本物のギャングスターだ。だから彼女はクリップを選んだ。

 

Shawty call me Criscocause I pop my shit

彼女は俺をCriscoと呼ぶ。なぜなら俺のshitははじけてるから。

(criscoはアメリカのサラダオイル。揚げ物で油がはじける様にロディの曲が売れていることを指している)

 

Got it out the mud, there’s nothin’ you can tell me, yeah

泥から抜け出した。お前が俺にいえることは何もない。

 

When I had the drugs, I was street wealthy, yeah

ドラッグを持てば、俺はストリートの金持ちだった。

 

[Chorus]

Pullin’ out the coupe at the lot

クーペを乗り回す

 

Told ‘em fuck 12, fuck SWAT

やつらに言った、クソな12、クソなSWAT

 

Bustin’ all the bales out the box

その箱(刑務所)から出た不幸はぶちのめす

 

I just hit a lick with the box

その箱(銀行)に強盗に入るところだ

 

Had to put the stick in the box, mmh

その箱(銃)にstickを装着すべきだった

 

Pour up the whole damn seal, I’ma get lazy

1パイントのコデイン全部で乾杯だ。俺は怠ける

 

I got the mojo deals, we been trappin’ like the ’80s

俺はmojoの取引を手にした、俺たち80年代みたいに仕掛けてるぜ。

 

She sucked a nigga soul, gotta Cash App

彼女はしゃぶった、Cash Appしないと

 

Told ‘em wipe a nigga nose, say slatt, slatt

ニガーをやったぜ。言えよ”slatt

 

I won’t never sell my soul, and I can back that

魂は絶対に売らない。俺は取り戻せるぜ。

 

And I really wanna know where you at, at

お前はどこにいるんだよ

※原文はhttps://genius.com/より引用

曲中に使われているスラング

12:警察のこと

stick:銃弾のカートリッジもしくは棒状のドラッグxanaxを指すが、ここでは前のラインで強盗と言っているので銃弾のカートリッジのことを指すと思われる。

seal:1パイントのコデイン

Cash App:アメリカで広く使われている支払い用のアプリ。それで女の子を買うことを指していると思われる。

mojo:ブードゥー教における呪術。 金運やギャンブル運、女性運を向上させるためのもので、転じて魔法や魔術、麻薬、ドラッグなどの虜になるという意味のスラング(俗語)としても使用されている

wipe him nose:殺害もしくは物理的な攻撃を意味する

slatt:“Slime Love All The Time”の頭文字でslimeは仲間を意味している。”常に仲間へ愛を捧げる”という意味の掛け声(http://bmd.black/what-does-slatt-mean/

hit a lick:「強盗する」という意味のイディオム

bulletproof:防弾仕様

after:追う(スラングではなく通常の意味でThe police are after him. 警察は彼を追っている.などの訳になる)

water:高価なジュエリー

son, daughter:息子、娘として訳すこともできるが近しい友人を指すスラングでもある。onには~かけてという訳し方もある。

Draco:銃の名前、Drakeの愛称でもある。

Dwayne Carter:リルウェインの本名。RoddyはDrakeとともにリルウェインに見いだされた。

lotta:lot of

ballin’:金稼ぎ。女や車など高級なものをはべらす様子

Vince Carter:バスケの有名選手。2000年のNBAダンクコンテストでバスケットゴールに腕半分を超える高さまで跳躍したエピソードがある。

Shawty:かわいい女の子

double C’s:シャネル。シャネルのロゴがCが2つ重なっている

pink slip:車両登録の証明書。ピンク色の紙を使っていることからそう呼ばれる。

whips:高級車のことで、キーを指す必要なくボタンでエンジンがかかる

key to the city:コンプトンから信頼の開ける人物に授与される賞で、ドレーやケンドリックラマーが受賞している。

Patek:高級時計で、文字盤が青いデザインのものが有名

Steelo:Roddyの友人で、2018年に発表された”Ricch Forever”でもSteeloについて言及している

blues:blues = Roxicodone(精力剤)などの青いピル、もしくは100ドル札

wood:男性器

Rollie plainダイアモンドなどの装飾がないRolexの腕時計。ロレックス大統領として知られるリンドンBジョンソンがつけていた。

時計のレンタルサブスク「KARITOKE」

Zimmerman:当時17歳だったアフリカンアメリカンの少年を射殺した警察官。その少年は丸腰だったにもかかわらず、ジマーマンは正当防衛とされ罪に問われなかった。(2012年2月26日に起きた事件)

Crisco:アメリカのサラダ油

感想

見てくださいこの出てくるスラングの数。翻訳泣かせです。何度も訳しては直し、訳しては直しを繰り返してようやく納得のいく和訳ができました。

まず、BOXが何を指すのか。これは曲自体がメタファーになっているので、聞いてるネイティブも察するしかないわけです。

文脈と経歴とMusicビデオを参考にし、最初は「刑務所」次は「銀行」3つめは「銃」と訳させていただきました。

曲前半ではずいぶんとハスラーな様子が書かれていますね、mojo deal(mojoの取引)とかPour up the whole damn seal(コデインで乾杯)とか。

wipe a nigga nose(あるニガーをぶっ●した)なんて過激なことも言っているわけで。スラングの勉強になりますわ。。。

この曲で一番理解が難しかったのが”Cause I know these niggas after where the bag at”のafterの意味でした。上記にも書きましたが、afterには「追う」って意味があるんですね。

Roddyが常に追われている状態こいうことで、後のライン”Bitch, don’t wear no shoes in my house”「俺の家では靴は脱ぐな」ですが、靴ははきっぱなしですぐに逃げられるような状態でいる必要があることを表現しているのだと思います。

また、この曲でもCrip、Crisco、blues、Patekなど、青を連想する言葉がふんだんに使われていますね。

曲を翻訳するにあたって、赤なのか、青なのかを見るのは結構面白いです。

Roddyがこの後もどう活躍していくのか注目せずにはいられません!

Roddy Ricch和訳一覧