【和訳】Ballin|Mustard & Roddy Ricch

アメリカのプロデューサーMustardが2019年8月20日にリリースした「Perfect Ten」に収録。Roddy Ricchが曲全体でラップしています。

Billboard Hot 100では11位を記録し、この曲とビデオは評論家からも高い評価を受けています。

エモーショナルでさわやかなマスタードのトラックにイケイケでスキルフルなRoddyのラップ、

その世界を忠実に表現しているMusic Videoは最高です。ビデオはリリックと照らし合わせてみていただきたい。

Ballin – Mustard & Roddy Ricchのリリック・和訳

[Intro]

I don’t really wanna go
本当に行きたくない

I don’t really wanna stay
本当にいたくない

But I really hope and pray
でも本当に望んでるし祈ってるんだ

Can we get it together?
俺と一緒にやってくれるか?

Get it together
一緒に

Mustard on the beat, ho
マスタードのビート

 

[Chorus: Roddy Ricch]

I put the new Forgis on the Jeep
俺はジープに新しいForgisをはかせた
(Forgiatoのホイール。アルミ製で高価。)

I trap until the bloody bottoms is underneath
俺は靴底にまで罠を仕掛けてる
(bloody bottoms=Louboutinの靴の事で、ソールが赤いことからそう呼ばれる)

Cause all my niggas got it out the streets
仲間は全員ストリートでそれを手に入れたからな

I keep a hundred racks inside my jeans
俺のジーンズには100 racksを入れたままだ
(100 racks=100,000ドル)

I remember hittin’ the mall with the whole team
チーム全員でモールに行ったのを覚えてる

Now a nigga can’t answer calls ’cause I’m ballin’
ある男は今連絡がつかない「俺(遊びや仕事で)忙しいんだ」

I was wakin’ up, gettin’ racks in the morning
朝起きたら大金を稼いでいた

I was broke, now I’m rich, these niggas salty
昔は金が無かったが今はリッチだ。ニガー達は動揺してる。
(I’m brokeで金が無い)

 

[Verse 1: Roddy Ricch]

All this designer on my body got me drip, drip, ayy
俺の体は全てイカしてて俺を唸らせる

Straight up out the Yajects, I’m a big Crip
俺はYajectからはいあがったデカい男さ
(YajectはRoddyの地元の住宅プロジェクトで、地元の挨拶Yaahとprojectをかけ合わせた言葉)

If I got a pint of lean, I’ma sip, sip
もし1パイントのリーンをゲットしたら、俺はちょっとずつ飲む

I run the racks up with my queen like London and Nip
LondonとNipsyみたいに俺は女とその金を使い果たすぜ

But I got rich on all these niggas, I didn’t forget, back
だけど仲間のおかげで今があるってことは忘れてないぜ

I had to go through the struggle, I didn’t forget that
その戦いを乗り越えたんだ、忘れてない

I hopped inside of the Maybach and now I can sit back
マイバッハに乗り込んで、今は後部座席に座ってる

These bitches know me now ’cause I got them big racks
今じゃやつらは俺を知ってる。やつらに大金をやったからな

Cause I’m gettin’ money now, I know you heard that
俺が金を手に入れたこと、お前らが聞いたって知ってるから

Young nigga on the corner, bitch, I had to serve crack
その角の若いニガー、ビッチ、俺はクラックを運ばなければいけなかった

Uncle fronted me some P’s, had to get them birds back
おじきが俺の前にP’s(金)をおいた。彼らのバード(1kgのコカインなどのドラッグ)を取り戻さなければいけなかった。

We came up on dirty money, I gave it a birdbath
俺たちは汚い金でのしあがった。バードバスをくれてやったぜ

Cut off the brain and I give my bitch a new coupe
脳をオフにして、ビッチに新しいクーペをやる

Either you from the Yah Gang or you’re SuWoop
Yah Gang(Crips)のお前かSuWoop(Bloods)のお前かどちらか

Got a New Orleans bitch and man, that pussy voodoo
ニューオーリンズのビッチと男、そのpussy、全部手に入れた

And I’m that nigga now, who knew?
俺がその男だ、誰かわかるだろ?

 

[Chorus: Roddy Ricch]

I put the new Forgis on the Jeep
俺はジープに新しいForgisをはかせた
(Forgiatoのホイール。アルミ製で高価。)

I trap until the bloody bottoms is underneath
俺は靴底にまで罠を仕掛けてる
(bloody bottoms=Louboutinの靴の事で、ソールが赤いことからそう呼ばれる)

Cause all my niggas got it out the streets
仲間は全員ストリートでそれを手に入れたからな

I keep a hundred racks inside my jeans
俺のジーンズには100 racksを入れたままだ
(100 racks=100,000ドル)

I remember hittin’ the mall with the whole team
チーム全員でモールに行ったのを覚えてる

Now a nigga can’t answer calls ’cause I’m ballin’
ある男は今連絡がつかない「俺(遊びや仕事で)忙しいんだ」

I was wakin’ up, gettin’ racks in the morning
朝起きたら大金を稼いでいた

I was broke, now I’m rich, these niggas salty
昔は金が無かったが今はリッチだ。ニガー達は動揺してる。
(I’m brokeで金が無い)

 

[Verse 2: Roddy Ricch]

I been wakin’ up to get the money, woah, woah
起きて金稼ぎ

Got a bad bitch, her ass tatted, woah, woah
悪い女をゲット、そのケツにはタトゥー

Givenchy to my toes, two twins, I’m fucking ’em both
爪先のジバンシー、2組の双子、両方やる

I put her in a new AP, the water like a boat
新品のAP(スイスの高級時計)やboatみたいなthe waterー(ジュエリー)を彼女につけた

時計のレンタルサブスク「KARITOKE」

I was down bad on my dick, where was you niggas at?
何もかもなくなっていた。お前はどこにいたんだ?

I know you turned your back on me just to get some racks
わかってる、お前はただracks(大金)を取りに俺のところに戻ってきた。

I seen you swerve back, ’cause I’m in the black ‘Bach
お前がまた人道から逸れるのはわかってる。俺はblack ‘Bachにいる。

New diamonds on me, fuck a flash, this ain’t Snapchat
俺は新品のダイアモンドをつけてるから、スナップチャットでフラッシュをたくなよ

Cause I been gettin’ paid
金は支払われたから

Yellow diamonds on me look like lemonade
レモネードみたいなイエローダイアモンドをつけてるぜ

Got my baby mama that new Bentayga
ママには新しいベントレーを買った

Tryna get the dojo like a sensei, yeah
先生みたいに道場を買ってみせる

Rolls Royce umbrellas when I’m in the rain
雨の日にはロールスロイスの傘

I just mind my business
仕事には注意を払うんだ

I got brothers that did the time, I ain’t kiddin’
ブラザーに時間をやる。冗談抜きで

All these rappers just talk about it, I live it
こういうラッパーはみんなそれについて話すだけさ。俺はそれで暮らしてる

Goin’ up, I ain’t got no sky limit, yeah, yeah, yeah
上がってこうぜ。俺に限界はない

 

[Chorus: Roddy Ricch]

I put the new Forgis on the Jeep
俺はジープに新しいForgisをはかせた
(Forgiatoのホイール。アルミ製で高価。)

I trap until the bloody bottoms is underneath
俺は靴底にまで罠を仕掛けてる
(bloody bottoms=Louboutinの靴の事で、ソールが赤いことからそう呼ばれる)

Cause all my niggas got it out the streets
仲間は全員ストリートでそれを手に入れたからな

I keep a hundred racks inside my jeans
俺のジーンズには100 racksを入れたままだ
(100 racks=100,000ドル)

I remember hittin’ the mall with the whole team
チーム全員でモールに行ったのを覚えてる

Now a nigga can’t answer calls ’cause I’m ballin’
ある男は今電話に出ない「俺(遊びや仕事で)忙しいんだ」

I was wakin’ up, gettin’ racks in the morning
朝起きたら大金を稼いでいた

I was broke, now I’m rich, these niggas salty
昔は金が無かったが今はリッチだ。ニガー達は動揺してる。
(I’m brokeで金が無い)

 

[Outro: Roddy Ricch]

I, ayy, yeah
I’ve been ballin’, lil’ nigga
これまでもこれからもballin’だぜ、小さな兄弟

Now watch me ball on these niggas
俺を見ろニガー達

Yeah, now watch me ball on these niggas, yeah
俺を見ろニガー達

Now watch me ball on these niggas
俺を見ろニガー達

Now watch me ball on these niggas, yeah, yeah
俺を見ろニガー達

※原文はhttps://genius.com/より引用

曲中に使われているスラング

Forgis:Forgiatoのホイール。アルミ製で高価。

bloody bottoms:Louboutinの靴の事で、ソールが赤いことからそう呼ばれる

racks:1 rack=1,000ドル

ballin’:成功者のこと

salty:動揺すること

drip:唸る

Yajects:Roddyの地元の住宅プロジェクトで、地元の挨拶Yaahとprojectをかけ合わせた言葉

lean:リーンという咳止めシロップで、合法ドラッグとして若者の間で流行している

sip:ちょっとずつ飲む

crack:覚せい剤

P’s:金

birds:1kgのコカインなどのドラッグ

birdbath:水盤(鳥水浴び用)が本来の意味だが、日本で言う「カラスの行水」にあたる表現としても使われる。刑務所での様子などをさす場合もある。ここでは本来の意味の水盤として訳すのが正しいと思われるが、直前のbird(ドラッグ)と掛けている。

Yah Gang:Crips(アメリカの青いギャング)

SuWoop:Bloods(アメリカの赤いギャング)

voodoo:全てを手に入れる

water:高級ジュエリー

tryna:trying to の略

tat:タトゥーtattooの略

I was broke:I am broke=金が無い。金欠

感想

Roddyが過去はとにかく荒稼ぎしていたこと、そしてRapで成功して大金持ちになったかっこいい男だということがわかる曲。

曲としてはよくあるテーマで、訳だけを見ると面白味にかけるかもしれないが、上記の通り多くのスラングが使われていて、メタファーも盛り込まれていて和訳していて楽しいリリックでした。

この曲を見るとRoddyはおそらくCripsの一員だったことがわかりますが、曲の冒頭で、「I trap until the bloody bottoms is underneath」といっており、

直訳すると「俺は靴底にまで罠を仕掛けてる」となるとおもうんですが、bloody bottomsというのが前述の通り、靴底(靴の裏)が赤いデザインになっていて、それをはいているということは、Bloodsの象徴である「赤」を常に踏んずけていることになるんですよね。

ちょっとRoddyそんな事言って大丈夫!?と不安になるんですが、バースの最後に

Either you from the Yah Gang or you’re SuWoop
Got a New Orleans bitch and man, that pussy voodoo
And I’m that nigga now, who knew?

といっており、Roddyが全てを手に入れたとのことなので、ギャングひっくるめて金や実力で黙らしたのでしょう。

Hookで「a nigga(ある男)」はballinで忙しいってとこから、1バース目の最後に「who knew(誰かわかるだろ?)」で締める感じがかっこいいですね。

あとは

Uncle fronted me some P’s, had to get them birds back
We came up on dirty money, I gave it a birdbath

奴らのbirdをget backしてbirdbathを云々のあたりは洒落が効いていて好きですね。

2バース目はいかに金を使っているかどんだけスターなのかって事が書きなぐられていてあまり面白くはありませんでした。

こんな感じでこの曲は1バース目にほぼ詰まっているなと感じました。

この曲のビデオの最後に、MustardとRoddyに見立てた子供たちがミニカーで遊んでいるところをMustardとRoddyが高級車に乗って通り過ぎるという

アウトロの”I’ve been ballin’, lil’ nigga”

に沿ったイメージになっていて、Lil niggaに夢と希望をあたえるような気持ちのいい終わり方が素敵だなと思いました。

普通の金車女だけの内容ではない、マスタードのさわやかなビートに合ったキャッチ―な曲です。

 

ちなみに序盤のコーラスのサンプリングソースはこちらだそうです。

Roddy Ricch和訳一覧

Mustard和訳一覧